>>414
リヒターとメンゲルベルクの間には厳然としたスタンスの違いがあるんだけどね。
コープマンも含めて「古楽派」の人たちはそこのところを誤解していることが多い。

その責任は、「バッハの音楽」を聴きたいんじゃなくて、
「リヒターがバッハ演奏に入れ込んだ偉大なもの」を聴きたがる>>405のような人たちにある。

リヒターは、決して「バッハ演奏に偉大なものを入れ込もうとしていた」わけじゃない。
出来る限りバッハに忠実であろうとしていただけだよ。

メンゲルベルクのマタイについて、あれは「大指揮者の偉大な芸」を聴くディスクであって、
18世紀を生きたJohann Sebastian Bachという人間とはあまり関係がないと言って良いと思う。