京都・大阪・神戸のホールで佐渡裕氏によるコンサートがあった。
今年で4年目、すっかり定着した感じのする恒例のコンサートの神戸国際会館のに出かけてきました。

「この音、なに色」と第して色々な曲を演奏するのである。子供向きにうまくアレンジされてあってとってもいい企画である。今年は、中学生の辻井伸行君がピアノのゲストで参加。辻井君とのやりとりの中でプログラムが進んでいく。

佐渡氏が辻井君のピアノをあるとき聴いて、涙を流したのがゲストになるきっかけであったらしい。全盲のピアニストで、普通の習得の仕方が随分ことなるのであろが、我々には想像もつかないことである。

音はきれいというか、純粋、素直な音でなにかしら感動を呼ぶ。記号として音を頭の中で一旦置き直してそれから音にするということではなく、直接身体全体で感じ取ったものを音にするのだから、
それだけ純なものがつたわるにだろうか。
それに、パリやニューヨークの街で感じたことを作曲にもしたてたピアノ曲を聴いたのだが、まさに自然な感じで感銘する。

ほっぺたにあたる風だとか匂いとか街の様々な音が感覚の中心になるわけで、それだけ音や時間のとりかたに繊細な感性が養われていると想像する。