モツ29は、速めのテンポで清々しい演奏。ブル2でヴァイオリンが
対向配置だったのは、さすがと思った。モーツアルトでは普通の
配置だったのに。対向配置は、特にブル2の第二楽章で効果が出る。
ブル2は、全体によかったと思う。ざっと見回したところ、6分の入り
でしたかね。ま、定期ならあのくらいだとは思うけれど、もう少し
入れば、とは思う。
 弦が切れた時はあのように対処するのか。なるほど。昔、山田一雄の
眼鏡が客席までぶっ飛んで、ヤマカズが半身で指揮をしながら、聴衆の
一人から眼鏡を受け取るというのを目撃したが。確か、マタチッチ編の
ワーグナー指環の組曲を振っている最中の出来事だったと思う。