話の腰を折ってみるか。

最近、ヴィヴァルディの散逸したト長調のフルート協奏曲RV.784の正体が
タルティーニの作として他人の筆写で伝わっているG.293の協奏曲じゃないかと思っている俺。

タルティーニの中期の作風とヴィヴァルディの後期の作風だと、
急速楽章が遅いアレグロで3連音を多用しているとか、
音楽的に共通点は多そうだが、G.293は他のタルティーニのフルート曲と
比べてもやや異質な感じがするんだよな。

1楽章の速度指定がAllegro non moltでもろにヴィヴァルディなのと
終楽章もタルティーニししては明るすぎる気がする。

問題は、これがヴィヴァルディの作だとすれば、1楽章がヴィヴァルディの
フルート曲にしては難解なことか。これがヴァイオリン曲やオーボエ曲、
ファゴット曲ならなんの不思議もないんだが。

興味のある奴は音源は数種類あるから自分で探してくれ。