ゴドフスキーを超絶技巧だけのイメージで捉えるのはどうかと思います。
たしかに超絶技巧の編曲は有名ですが、大正期に来日した時は、
技巧よりも滋味や深み、品格風格で聴衆を唸らせたことが文献からも
読み取れますし、アコースティック〜電気録音初期のレコードでも
技巧ばかりではない玄妙な雰囲気がしっかり聴き取れると思います。
晩年のコロムビアの一連の録音は、さすがに弛緩した感じですが。

あの演奏の雰囲気はロールでなくレコードでしか味わえないと思います。