有名曲2連発が終わり、またこのスレには静寂が訪れることだろう...
そういう意味ではなかなか雰囲気ぴったりなのが次のop.35だ。

ジョン・ダンの神聖なソネット(The Holy Sonnets of John Donne)Op.35[S/T,p][9曲]J.ダン詞
(1945/初演1945.11.22 ピアーズ、鰤 ウィグモアホール、ロンドン)

時期的にはop.33大成功ののち、
メニューインとドイツ強制収容所ツアーに出掛けて、戻ってすぐに書かれたらしい。
そういう意味では戦争嫌いの鰤らしいメッセージが込められていそうにも見える。
シェイクスピアと同時代の英国詩人、ジョン・ダンのソネットに付けられた曲だが、
詩の一筋縄ではいかない難解さと相まって、なかなか味わい深い一品だ!
特に5曲目の「Since she whom I lov'd」の美しさ、
最後の「Death, be not proud」の深々とした表情が聴き所?じゃないだろうか。

Peter Pears, Benjamin Britten - LONDON - 417 428-2
Justin Lavender, Julian Milford - Carlton Classics - 30366 0056-2
Philip Langridge, Steuart Bedford - Naxos - 8.557201
Ian Bostridge, Graham Johnson - Hyperion - CDA 66823