op.23の2台のピアノのための2曲に関しては>327さんがコメントくださっているが、
op.26は2台ピアノのための協奏的作品だ。

スコットランドのバラード(バラッド)(Scottish Ballad)Op.26[2p,Orch]
(1941/初演1941.11.28 バートレット&ロバートソン(p)ユージン・グーセンス指揮シンシナティ響)

曲は3つの部分からなり、op.19と同じように聖歌や民謡などのメロディをベースにしている。
ラフマニノフみたいに劇的にピアノだけの強奏で始まり、
中間部はお得意の葬送行進曲、最後は技巧的なピアノが華やかに動いて締めくくられる。
正直、鰤のピアノによる協奏的作品は結構聴き応えあると思うんだが、
プロコみたいなメロディの分かりやすさがないのが損をしているような印象だ!
ちなみに初演のバートレットさんという女性はバルビのチェロの伴奏者で、
鰤は彼女にバルビを紹介してもらったらしい。
そのお礼で鰤は2台ピアノの曲をバートレットさん夫妻に書いたとラトル盤の解説にある。
彼女の夫ロバートソンさんはスコットランド人であるため、
この曲でスコットランド民謡を使っているようだ。

Joshua Pierce, Dorothy Jonas, Luxembourg Radio Symphony Orchestra, Ettore Stratta - Carlton Classics - 6701732
Joan Yarbrough, Robert Cowan, Berliner Rundfunk-Sinfonie-Orchester, Paul Freeman - Centaur - 2095
Peter Donohoe, Philip Fowke, City of Birmingham Symphony Orchestra, Simon Rattle - EMI Classics - 73983
Joshua Pierce, Dorothy Jonas, Luxembourg Radio Symphony Orchestra, Ettore Stratta - Phoenix USA - PHCD104