op.20&21は盛況でありがたい限りだが、その隙に地味な次の曲行ってみよう!
次のop.22は、ピアーズ*だけ*のために書かれた、最初の歌曲だ!

ミケランジェロの7つのソネット(Seven Sonnets of Michelangelo)Op.22[T,p]
(1940/初演1942.9.23ウィグモアホール、ロンドン)
1.あたかもペンとインクで記したように(Si come nella penna e nell'inchiostro)〔ソネット第16番〕
2.ああなぜ私は涙を流し(Ah chi piu dell'io mai)〔ソネット第31番〕
3.お前の美しい眼によってやさしい光を見る(Veggio co'bei vostri occhi un dolce lume)〔ソネット第30番〕
4.私が思うようにお前も(Tu sai ch' io so)〔ソネット第55番〕
5.私の眼に返して、おお流れのそばの泉よ、流れよ(Rendeto agl' occhi miei, o fonte a fiume)〔ソネット第38番〕
6.もし愛が純潔であるならば(S'un casto amor)〔ソネット第32番〕
7.美しい魂よ(Spirto ben nato)〔ソネット第24番〕

イリュミナシオンに続く英語以外の歌詞シリーズで、
イタリア語とあってか、何だかいつもの鰤とちょっと勝手が違うような出だしだ!
希望に満ちた、あこがれを感じさせるような最初の曲や、
ちょいイタオペアリアみたいな2曲目は、曲の成り立ちを思うとちょっと気色悪いといっては失礼だが、
その気のない俺は聴いてて複雑だ!
同じミケ詩ものでもタコ晩年の曲とはえらい違いだ。
3曲目以降は割にいつもの鰤な感じだが、タイトルを見ると何だかな〜と思ってしまうぞ!
歌が主役の作りでピアノパートは全体的にやや抑え気味ではあるんだが、
7曲目などの凝った響きは聴き応えがあるぞ!