○ 新国立劇場 ● ♪第12幕 序曲からやり直し♪
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0591名無しの笛の踊り
2006/01/30(月) 03:06:37ID:kEJGSNHVれました。享年69歳。
横瀬さんは、新国立劇場の父とも言うべき方で、「第二国立劇場」設立準備
の段階から、劇場施設を持つ常設のオペラ・カンパニーを、どうしたら日本
で維持・運営できるか、文部省行政官としてそのモデルの構築に、実際に自
ら見取り図を描きながら苦心されました。省を退官し、新国立劇場の常務理
事になられてからは、運営上の現実的問題に日々直面し、カンパニー運営で
采配を振ることができる国内人材が皆無なことを痛感、世界屈指の名門カン
パニーでの運営経験のある現オペラ監督を“お雇い外国人”として招聘し、
通年での上演が維持できる体制を再構築することを発案されました。
リクルート疑獄ですぐ上の世代が少なからず省を去り、省内での昇進が数段
階早まり、その結果、行政官として、劇場運営者として、この劇場に関わる
ことのできる期間が短くなってしまったことを、しばしば嘆かれていました。
省内でヴィオラを弾き、変人扱いされるほど、音楽、オペラを本当に愛した
方だからこそできた、新国立劇場の設計と実現。明治の“お雇い外国人”の
もたらした西洋文化の華オペラが、21世紀に再び“外国人”の力を借りなが
ら、日本人の文化生活にどう根づくか、見届けられなかったことは、さぞ心
残りだったのではないでしょうか。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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