まんざら「仮定」でもないような気がする。

二期会から《ティト》のチラシが来たけど、
新国運営財団が「協力」のクレジットで参加するようだ。
新国の4月/5月オペラ公演がないのは変だなと思いながら、
二期会の「会場未定」公演の告知を見ていたけど、
そういうことかと納得した。

ゴールデンウィークは一年の中でも特別な時期で、
「日本国」の「国立の劇場」に「日本全国」から「国民」が、
観劇に来るフィージビリティのある時期である。
つまり、普段は東京圏だけの劇場であったとしても、
それらの時期は、新国が多くを負う全国民に対し、
日本国からの補助金を負担してくださっている全国民に対し、
一定の責任が果たせる少ないチャンスのある時期なのである。
その大事な時期や、その時期に上演するための仕込みの期間を、
私的な団体に貸し出すだけでなく、施設使用料金の軽減などの財政支援で、
力を貸しているとしたら、「なんだかな」って感じで頑張れっていう気が萎える。

もし、制作から完全撤退しなくても、主催公演が半分になったら、
自前のオケを持つどころか、ドイツのオペラ批評家を驚かせた新国合唱団も解散、
全員契約更新なしになるだろう。