>>488

私がヤンソンスの実演聴いたのは、レニングラード、コンセルトヘボウ、バイエルンです。
十年ぐらい前のレニングラードは確かにそんなによく無かった。
オケに乗せられている感じがしました。
しかし、去年のコンセルトヘボウと今年のバイエルンは、オケをよくドライブしていたと思います。
>>1にでて来る指揮者は、芸術的深みはともかく、皆オーケストラドライブに長けているとは言えるでしょう。
もっともヤンソンスもベルリンフィル相手だとどうだったのか分かりませんが。

親父アルヴィドのアルトゥスから出てるCDを聴くと、
遅い部分はとにかく丁寧に美しく、速い箇所は強引に振り回すという、
典型的なロシヤ型の指揮ぶりで、ヤンソンスにもそれは表れていると思います。
そこが好みの分かれ目なのでしょうが、ヤンソンスはうまくソフィストケイトされていて、
オケに合わせながらも最後は引っ張りまわすというスタイルが、
いろんなオケ側に受け入れられているのではないでしょうか。
ロシヤ型巨匠の香りをうまく残しているのだと思います。
冷戦崩壊後のスラヴ人指揮者でポスト的に一番成功している原因はそのあたりでは。
アンコールに思い切り通俗名曲を持ってくるのもこの人の特徴で、
ツボにはまったときには涙が出ますな。

やはり十年ほど前にちょうど売り出し中のゲルギエフとキーロフを聴きましたが、
これもどこがいいのかよく分からなかった。
今度の一月にもう一度聴く予定なので、楽しみにしています。

長文悪しからず。