>>401
本当は、ハイティンク/ウィーン・フィル(フィリップス)をお薦めしたいが、
現在廃盤のようなので、かわりに以下の4枚。

◎ケーゲル/ライプツィヒ放送響(カプリッチョ)
○シノーポリ/チェコ・フィル(DG)
▲ヒコックス/ロンドン響(シャンドス)
△フェレンチーク/スロヴァキア・フィル(フンガロトン)

合唱の粒の揃い方で、ケーゲルを推す。異常なまでに子音が揃っており、
とても透き通った演奏。ある種麻薬のような演奏なので、覚悟は必要かも。
シノーポリは、(普段は大嫌いな私でも)非常に優れた演奏だと感じる。
彼の神経質なところはここにはないが、アンサンブルも非常によくまとまっており、
録音も優秀。この曲をはじめて聴く人にも安心してお薦めしたい一枚。
ワンポイント収録の残響の美しさ、全体的な演奏の美しさでヒコックス。
ヒコックスはもともと合唱指揮者でもあったので、歌物は安心して聴ける。
ただし、若干録音の残響分が多いので、合唱の音とり練習用としては不向き。
現在入手が難しくなりつつあるようだが、フェレンチークの演奏も忘れがたい。
この人、東の人だったせいで大分損してるけど、実は「歌心のある」音楽を
やっていた人。このブラームスでも、細部までよく行き届いた美しい演奏をしている。