バッハの宗教曲を聴くのに、聖書やキリスト教に対する知識は、そりゃあ
あるに越したことはないだろう。
しかし、そもそも、18世紀音楽を理解するには、当時は常識であった、
音楽修辞学やフィグールについての知識が不可欠なわけで、バッハは、
作品の至る所にそれらを織り込むことをとりわけ好んだ作曲家だから、
それらを踏まえた上でなければ、聖書やキリスト教への知識は、
バッハ理解の取っ掛かりにはならないだろう。
ムードだけでいいならそれで結構だが。
375に同意。