ラ・グリマの表現については,小手先の表現は二の次三の次でいいと思います。

むしろこんなイメージを音でどう表現するか,考えてみたりした方がいいと思いますが,いかがでしょう。

前半の淡々としたオルゴールのような可憐なメロディが二度繰り返され,後半でギターの様々な
音色をフルに活用して何事かを語りかけるように訴え掛けるメロディ。

中間部では,一転して,オペラ歌手も顔負けな深い表情の悲しげな歌が,歌人(うたびと)の別離の記憶に掻きむしられるような
感情を惜しむことなく訴えることに始まり,対比するようにかそけき低音の
合いの手・伴奏の妙が終えると,一息ついて,ぼかしの入ったような遠近感ある伴奏の後に,
一気に辛い思いを振り払うかのような,切迫した上行するメロディが感情の高まりを再び増すと,果てに,思いを残したまま
思いを振り切ったかのような下降する淡々としたメロディで一旦幕を閉じます。

ダカーポの後は,別世界の追慕の世界から再び現実の世界に戻り,淡々としたメロディが感動的に戻って来て,過去
の美しい追憶の余韻は静かに去っていく.....

こんな感じです。
キモいかな?