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ピアノ協奏曲No2

サンサーンスの悪口を言う人は、彼の音楽の”通俗性”と”折衷主義”を
批判する。
でも実際に彼の多くの曲を聞けば、それに該当するものは、そう多くはない。

そんな中で、協奏曲の分野で言えば、通俗と折衷主義で真っ先に槍玉に挙げ
られるのが、このピアノ協奏曲第2番。

バッハ的からオッフェンバッハ的楽章までの、ごちゃ混ぜ音楽。
溌剌とした、清新な第2楽章も、嫌いな人には通俗の極となるらしい。

正直に言って5曲のピアノ協奏曲で人気は1番だが、出来は一番悪い、と
思う。
有名な2楽章なんて、彼の書いたピアノと管弦楽用の「ウェディングケーク」
という、ちょっと洒落た曲にでも、組み入れてしまったら、かえって、まともに
評価されて、人気が出ただろう。