ピアノは独奏用より2台のピアノ用の曲がいい。絶品は
「スケルッツォ」と「ベートヴェンの主題による変奏曲」

サンーサンスはピアノの音に対する考え方が、ショパンやリストと違って
いた。あくまで打楽器であって、歌う楽器と考えていなかったようだ。
だからリストを尊敬していても、リストのピアノ曲の影響は専らアルペジオや
華麗な上下の音階のパッセージに影響を受けたみたいだ。

彼が独奏用練習曲を多く書いているのも偶然ではないと思う。
フォーレのように夜想曲や舟歌形式に関心は持たなかっただろう。
おそらくサン・サーンスの考えでは、鍵盤楽器で歌えるのはオルガンだけ。

そしてチェロとヴァイオリンの曲で思いきり歌わせた。