サン・サーンスが当時のフランスで、ドイツ的な音楽家である、と批判された
こともある。
ばかげた言葉に聞こえるけど、オペラ全盛の19世紀の半ばではサンサーンス
の作品は評価されにくい環境であったようだ。
確かに、サンサーンスはドイツで、早くに評価されていた。

ブラームスの支持者として名高いドイツの批評家ハンス・フォン・ビュローの
サンーサンス第4Pf協奏曲に対する批評。

「彼の第4番は音楽嫌いの病を治療することができる。何と素晴らしい
劇作家的な技巧とエレガンスよ。万事に筋道が通り、良識と感覚細やかな
独創性、論理と優雅さ何と調和していることか」