承前

 遠くなって行く高本夫妻の後ろ姿を物陰から見送りながら額の汗をぬぐい、「今日も高本先生をお守りすることができた」「高本先生は日本の、いや世界の宝だ」「高本先生が生きているからこそ、この世も生きていく甲斐があるというものだ」とささやき交わしながら、
無線機でヨイショ軍団第二班に警備を無線機で引き継ぐヨイショ軍団の存在を知らない高本秀行