>>517
自分(へなちょこらっぱ吹き)も吹奏楽→オケという流れでやってきました。

表現しにくいんですが、両者には文化や空気の違いというか、音楽作りのうえでのノリの違いを感じることがありました。
各楽器に求められる役割や能力にも違いがあります。(編成が異なるのですから当然ですが。)
オケに来てみれば自ずと判るでしょう、というのが正直なところです。
その違いに気付かず、吹奏楽でのノリをオケで続けてしまうと、とてもイタイです。
あなたは違うようですが、おかしな演奏上のクセを吹奏楽で身につけてしまった人もなかなか大変です。

次に、吹奏楽にアレンジされたオケ曲については、
弦楽器をそのまま管楽器で再現する(典型的なものはトレモロでしょうか)のはやはり困難ですし、
管楽器の性能が発達して活躍するシーンが増え、オーケストレーションが多彩化した近代の曲にレパートリーが偏っていると思います。
また、演奏時間が1時間を超えるような交響曲も、そう易々とできるものでもありません。
例えば、モーツァルトやベートーヴェン、ブルックナーやマーラーなどはあまりやりませんよね。
吹奏楽で取り上げられないような曲に限って、オケでは重要なレパートリーになっていたりします。

また、オケのレパートリーは幅広い時代に渡っており、各時代や各作曲家の様式を把握し使い分けることが必要になります。
同じく、ドイツやフランス、イタリア等、その曲がどんな言語に基づいて作られた曲であるかを考慮して音を出すことも必要です。

各楽器の基礎を疎かにすることなく音楽的な才能を伸ばしてきた人なら、最終的にはどちらでも通用すると思います。
どちらでもできれば、その分、演奏を楽しむ手段も広くなりますし。
その友達が本当に言いたいのは、個別の楽器の技術云々のこととより、
むしろ、吹奏楽での方法論がそのままオケで通用するわけではない、ということではないかと思われます。