ショパンって、ほとんどクラシックを知らない人でも耳をそばだてる
ような親しみやすい名曲から、音楽のプロ中のプロが繰り返し聴き込む
ような曲まで、とにかく駄作といったものがほとんどない。
1曲1曲が徹底的に磨かれて完成された芸術作品。
小犬のワルツあたりは確かに初心者向きかもしれないけれど、その次の
ワルツ(作品64−2、嬰ハ短調)は初心者にもなじみの曲でありなが
ら、実に繊細で悲しく奥深い傑作。
そういう作品から始まって、バラードの1番あたりで感激し、エチュード
全曲でうなり、その後に舟歌やバラード4番あたりが手放せなくなり、
さらには幻想ポロネーズ、前奏曲作品45あたりの通好みの作品が来る。
そして最後に行き着く究極の作品がチェロソナタあたりかな。