>>404
ニューヨークフィルの奏者の技量レベルを想定してああいう曲を書いたってこと。
ヒンデミット流のオケコンと考えれば話が早い。

楽器ならほぼ何でもこなせたあのヒンデミットのこと、
楽器の特性も分からず激難な技法を曲に埋め込んだってことはありえない。
ニューヨークフィルから委嘱を受けたヒンデミットとしては、
「あなたたち世界有数のプロ楽団の技量なら、当然これくらいは弾けますよねぇ?」
とむしろ彼らを挑発するような感じでああいう技法を曲に埋め込んだんだろう。
で、プロ奏者としてはそうした作曲家の挑戦を受けて立つ気を持って演奏することで
曲にもいい緊張感と生き生きとした生気が生じるようになる、と。

早い話が、奏者冥利に尽きる曲を書いてくれる作曲家、それがヒンデミット。