確かに解釈がどうであれ、ピッチがどうであれ、結果として出来上がった演奏が
美しいと、その指揮者なり演奏家なりが心底思っているなら、何の問題もないし、
そういう演奏は必ず何かしら聴く者の心に訴えるものを持っているはずだ。
ところが、どうもそうとは思えない演奏家が、モダン系に比べて古楽器系の中のほうに
やや多めな気がする。ただ現代では古楽器のほうが流行だからとか、モダンには
いまさらなかなか割り込めないからといった理由で、漫然と古楽器演奏をやっている人も
多いのではないかと思えてならない。