カラスは歌い過ぎたのだよ。アイーダ、カルメン、トゥーランドット、
トスカ、アビガイレからノルマ、ルチア、エルヴィーラ(清教徒)、
アルミーナ(La Sonnambula)、ヴィオレッタまで歌っているからな。
カラス以前、以後これほど広汎なレパートリーを持った歌手はいない。
現代では考えられないがそういう時代だったからこそカラスは
不世出のディーヴァになり得たんだ。