デジタル時代に入ると、エンジニアが他社で仕事をする場合も増えてきた(デュトワの
ショパンのピアコンはEMIだが録音はデッカのいつものジョン・ダンカンリー)。
音の個性も似通ってきたけれど、それでも、やっぱり違う。
とにかく音の明瞭なデッカに関節音主体のEMI。同じダンカンリーが録っても会社の
キャラクターに合わせているのが面白いところ。
こういうのは、ヘッドホンでも判る。
装置のグレードじゃなくて、判る耳を持っているかどうかだろう。

で、CDになって輸入盤と国内盤の差は縮まってきたけれど、それはデジタル・マスターが
海外から来る場合。国内にあったアナログ・コピーをマスターにして国内盤を作ると、
デジタル・リマスターも国内でやる訳で、音が大きく変わってくる。東芝EMIのオカザキさんの
ケースはこれ。元の状態が良くないんだから。