それ以来、クラシックへの興味を持ち続けてきただけに、「題名のない音楽会21」
は大好きな番組の一つだった。「クラシックの魅力を分かりやすく伝えたい」と
つんくがプロデューサーに企画を持ちかけたところ、快諾が得られた。
最大の目玉は、なんといっても「クラシック娘。」。鵜木(うのき)絵里、小沢祐美子、
田上(たがみ)知穂、北條聖子、高橋桂のソプラノ5人に、メゾソプラノの小林由佳
を加えた若手実力歌手6人がメンバーだ。「恋のダンスサイト」など、モー娘のヒット
ソング5曲をメドレーで披露する6人は、クラシックの発声法でポップスを歌うことに
何の違和感も感じていないようだった。「LOVEマシーン」をカラオケで熱唱した経験
もあるという鵜木は、「まさか自分の“オペラ声”でモー娘を歌うことになるとは考えて
もいなかった。それでも、やってみたらすごく面白くて、躍動感のあるステージに仕上が
ったのでは」と振り返る。