プルーストは自宅にカペーSQを呼び、半分居眠りしながら聴きつつ
失われた時を求めての構想を練った。
カペーの録音を聴き、プルーストの追体験をする。
嗅覚に次ぐ喚起力を有する音楽ならではの豪奢なひととき。
そこに楽器を弾けるかどうかなどという形而下的要素の入り込む
余地はない。