基本はギャグ漫画だけど、
音楽,恋愛,青春,友情など、ネタの混ぜ込みかたがうまいので、
それぞれの切り口で読めるのがいいと思う。

音楽漫画という切り口だけで見ると、凡庸な出来と言われても仕方ないかも。
もちろん、過去にこういうテイストでクラシックを取り上げた漫画は少ないと思うから、
新鮮さはあると思うけど。

日本篇の評価が高いのは上記の混ぜ込みが高いレベルで出来てるからだと思う。
いろんなとっかかりで読めるし、どんな切り口で読んでも面白い。
パリ篇になって、ふたりの成長をクローズアップしはじめてからは、
ギャグとか学園もの要素が減ってるので、日本篇より薄味に感じられるかもしれない。

個人的には、パリ篇は昔の少女漫画みたいになってきてる感が。
恋愛要素が強まったせいか、クラシックの取り上げ方がややロマンチックになったかな。