>私は20年前のときのようにガチっと弾くのは良くないと判断してああいうふうに
>トリルを弾いたり、全体的にニュアンスを柔らかくしていると思いました

コレは正確なところはツィメルマン本人にしか解らないでしょうね。
しかし、もう彼は当時史上最年少の18歳でショパンコンクールで一位を獲得した少年
ではありません。基本的にどんな優れたピアニストでも技術的な頂点は20歳前後で
それ以後はなだらかに衰えていきます。しかし、その後歳を重ねるごとに音楽に対する
視野が広がり音楽に深みが出てくるモノです。私は技術は音楽を表現する道具に過ぎない
と思っていますので、彼の技術的な面が多少衰えようと今回のような素晴らしい演奏を
聴かせてくれるのであれば何の問題もないと思いますし、正直今が彼の最も脂ののりきった
時期だろうとも思います。残念なのは、その完璧主義故のリリースされる録音の少なさです。

もっと今の彼の録音を聴きたい、しかし粗製濫造の録音は望みません。そこが難しいところです
今度は彼のブラームスの2番を聴きたいですね。録音はしているのでしょうか?

来年来日予定ですが仕事を休んででも駆けつけたいですね。