私は編曲作品やそれらを作曲したリストの意図を全否定しているわけではありません。
娯楽作品としての価値は認めています。
ベートーヴェンの原曲よりもリストの編曲の方が優れていると言っている方がいたので
“それはおかしい”と指摘したまでです。

それから上で“現在でも”と条件を限定しています。
ですから19世紀の想定やリストの意図など少なくとも私は最初から話題にしてません。
あなた方の言っていることをまったく理解していないわけではありません。
私の提示した条件で比べても同じ結論に至りますか?と伺ったまでです。
「上か下かを言うのはお門違い、というのは確かだ」と認めたのはそういうことです。

「オーケストレーションとピアノ一台の演奏を比較して、場合によっては
ピアノ一台の方が優れてきこえる程の楽曲に仕上げたリストは素晴らしい」
というあなた方の認識は理解しました。
しかし主観と言うならそれはお互い様では?私の認識はこうです。
「ピアノ一台の割には優れてきこえる程の楽曲に仕上げたリストは素晴らしい」
1流だけでなく仮に著名でないオーケストラと比較するとしても
リストのベートーヴェン編曲をプロの実演で聴いて、それらを上回る演奏に出会ったことはないです。
これは私の感覚による主観だと言うことは認めます。
しかし「時にはオーケストラより優れてきこえる」というのもあなた方の主観です。