喧嘩するつもりはないので、もうちょっと考えたことを正確に書こうとすると。

M. キャンベルの「名ヴァイオリニストたち」という本を読んでいますが、
これなんか見事な師弟関係の樹形図になっていて、あらゆるVn弾きの
師匠を辿っていくとヴィオッティやコレルリに至る。
意識するしないとに関わらず、真面目にVnを習った人は、そういう進化の
経路上に自分が位置づけられると感じており、だからこそ、それを発展させる
のは大変だ、プロになるのは厳しい、などと思うのだと思います。

そういうときに、掲示板などでレイトの人があっけらかんと「プロになりたい
んすけど」などと書くと、反発を受けるのだと思うのです。単に上手か下手か
ではなくて、歴史認識の問題というか。

もっと言うと、実はVnは、このような樹形図的な世界観だけでない、
いろんな発展がある(ジプシー音楽やジャズやカントリーなど)わけですが、
その辺は教室では教えてくれないし、なぜかVnの初心者の方も
ほぼ全員が、きらきら星からドッペル協への道を進む。
好きなように楽器が弾きたいと思うなら、クラシックの樹形図を忘れた方が
いいと思うのですが。