私が感じたのは指揮者とオケとのある意味高度な駆け引き、いや妥協です。
指揮者がぶわーと振るのをオケがそれに動じず己のスタイルで受け流して
決め所は逆に大袈裟に棒に合わせて指揮者にも花を持たせるという感じ。
ウィーンフィルらしさを表に出しながら、指揮者の強引な主張にも時折
寄り添ってみせる。それをお互い分かっていて馴れ合っているようです。
歩調が合っているようで、とどのつまりはギブアンドテイクによる妥協。
本当にこれでいいんでしょうか? それがいいとおっしゃる方がたくさん
いらっしゃるようですが、私は本当の一体感も刺激的な新鮮さも感じる
ことなく・・・ でもそんな不満は少数派なのかもしれませんね。