ワルツは3拍子の舞曲。メヌエットよりはいささかテンポが速め。

ウィンナ・ワルツは、ヨーゼフ・ランナーと、ヨハン・シュトラウス1世によって
確立された様式で、2拍目が若干早めにずれる「ウィーン風(なまり)」をもつ。
これは楽譜に記譜されたものではなく、あくまで演奏家の感覚によってずらされるので、
機械的に3拍子する、「異様な」演奏も多い。

リズムの感覚の違いを判りやすく説明すると以下の通り。

通常様式のワルツ
1          2          3

ウィンナ・ワルツ
1         2           3

2のずらしは、人によって、もっと前のめりにしたり、限りなくジャストに
近く(ずれを小さく)したりさまざま。また、同じ演奏の中でも、拍をそろえる
ところと、ずらすところを同居させる場合もある。