収録されてるのはマーラーの他に、レズニチェク、ブゾーニ、ケンプ、
アドルフ・ブッシュ、ワルター、エンリコ・マイナルディなどそうそうたる顔ぶれ。

ゲーテの詩に作曲したブゾーニの数曲はEMIやライブ盤などもあるが
他は聴く機会のほとんどない珍しい歌曲。ブラームスを思いださせる
レズニチェクの4曲はかなりいい。ケンプとの共演も珍しいし、ブッシュ
の曲はVnのオブリガートがついてて思わずニヤリ。ワルターの曲は
ピアノ部分がとてもきれい。そして個人的に一番嬉しいのがマイナルディ。
今でも根強い人気をもつこのチェロの名人とDFDとの接点はよく知らない
のだけど、2曲のイタリア語歌曲はなかなかの力作。

演奏は50年代末〜60年代前半のDFD絶頂期だけにどれも聴き応え十分。
たまに変わったものを聴きたい人におすすめの1枚。