>>371
最近、カラヤン/ウィーン・フィルの「ツァラ」をプロデュースしたDECCAの伝説的なプロデューサー、ジョン・カルショーの自伝「Putting the Record Straight」(1981)の日本語版が出版されました(タイトルは「レコードはまっすぐに」)。
その中(282ページ)でカルショーはしっかり「キューブリックがカラヤンの録音を採用した」と述べています。しかも「デッカがキューブリックにテープの使用許可を与えるにあたり、デッカやカラヤンの名前を画面に出さないのを条件にした」とまで。
 当事者の言葉はなんと重みがあることでしょう。これで、この件に関する疑問は氷解しました。「レクイエム」についても、どこかにこのような証言がないものでしょうか。
(元の本はこのように価値の高いものなのですが、この日本語版には問題がないとは言えません。この部分でも、ベーム盤に関する余計な「注釈」は、顰蹙を買うだけのものでしかありません。)