G.ムーア氏の発言

シューベルトは事情が許す時にはC-Durで重苦しい気分を引き出す事ができた。
しかし、バリトン歌手ならば「海辺にて」の原調の音域ではうまく歌えないことに気が付くであろう。
従って、彼らが1音低く移調しても、それはほとんど非難する筋合いの事ではない。
ところで、遺憾ながらB-Durに移調すると、この曲が理想的過ぎるほどに暖かくて気の休まる感じになることが分かる。