俺が大学生の頃(昭和40年位)東北の某市の友人の家へ遊びに行ったことがある。友人のじいさまは
宮廷大名誉教授だったがドイツ留学中にカール・リヒターに会いに行ったことがあったそうだ。
バッハの音楽で話が弾み20分の約束が3時間位話をしてくれたそうだ。途中でクラビコードのふたを
開けてフーガの技法のコントゥラプンクトゥス1とか鏡像フーガを演奏してくれたそうだ。彼はもう
完全に暗譜していていろいろなテーマを弾いて解説してくれたそうだ。その演奏が素晴らしくて思わ
ず涙がこぼれたとか。
当時俺はバッハはよく知らなかったからブランデーをなめながらふんふんと聞いていたのだが、今に
なって考えてみるとチョーうらやましい。俺もドイツ語をもっとまともに勉強すべきだったかな。
ねぇ本物君。