コレルリあたりから始まる格調高い表現を、「キコキコ・ブーブー」という
曲芸にヴァイオリンを追いやったとも言えるが、この人がそうしなかったら
シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲あたり絶対出てこなかっただろう曲も
多いという点で評価の難しい人だな。あっけらかんとした協奏曲は好きだが
カプリースは聴いていてゾッとしてくることがある。