なんでしょね
多重、多重って些事で本筋を語るつもりになって…。
グールドは従来録音アーチストが絶対の禁忌にしていた編集についても
ことさら平気で自らの録音について編集の意義を強調言挙げしましたが、
少し努力して文献を漁って音源で確認すれば、
ミスタッチ隠し(捏造です)などとはおよそ次元の異なるその意図も分かるでしょう。

彼の未来テクノロジー信奉はライブ恐怖症故の反動だったと好意的に理解しますが
同郷のマクルーハン(グーテンベルクの銀河系等)が持論補強に大変役立った事は
否めないと思ってます。(極めて中途半端で終わったのが残念ですが)
論述の寓意だけで、コンサバティブの無知の圧力(バカの壁)に正面から対峙しよう
などとは微塵も考えていなかったことだけは断言出来ます。
恐ろしく明晰ながらロマンティクな資質を兼ね備えている希有の天才の成れの果ては
常にそんなモンでしょうがね。