僕の場合、初めて聴いたバッハがグールドの演奏だったの。
こういう人間って増えてると思うのよ。

いま、たとえば2Chで、この曲のお薦めの演奏家なんちゃらみたいなスレ読むとさ、
この曲を最初にグールドで聴くのはおすすめできないとかいうアドヴァイスが頻出してるわけ。
グールドを聴く前にまずこっちを聴いてからとか。
それこそ判で押したようにね。
この人たちはいったい何歳ぐらいなんだろうと思う。
若いんだとしたら、ちょっと不思議だなと思う。
何でみんながみんな、こんな判で押したような言葉ばかり返すのか。

これが正統、これが異端。
そういう区別を延々教え込み続けること、によって守られてる伝統なのかなと。

僕自身はグールドの死後ファンになった人間だけど、この人の演奏は1950年代ぐらいから
すでに支持されてたっていうじゃない。
ってことは、もう50年も支持され続けてるわけよ。

そもそもピアノ演奏の伝統ってのは、この50年の支持を異端として退けることができるほど
凄いものなのかな。

すごい失礼な言い方になっちゃうけど(ホントにごめん)、僕も
>>394の意見に何となく同意したくなるところがあるのよ。
自分の努力を過大評価しすぎてるおかげでピアノ演奏の伝統もまた
実物以上にデカく見えちゃってる、みたいな。