全曲の終わりじゃないのに拍手の出る楽章ってだいたい決まってるよね。
悲愴やマラ9の第3楽章、それにチャイコのヴァイオリン協奏曲やピアノ協奏曲1番の
第1楽章。例えばショスタコの5番の3楽章とかドヴォルザークの新世界の
2楽章のあとで「あまりにすばらしい演奏なので拍手が出た」なんて話、
聞いたことない。つまり、「あの演奏はあまりに素晴らしかったので悲愴の
第3楽章のあとで拍手が出た」というのは、その場にいて気まずい思いを
味わった人が思い出を美化したいだけの与太話で、実際は「曲が終わったと
思って拍手した人がいっぱいだけ」というだけの話というのが真実。
残念だけどね。