ラトルって どこが良いの?
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0064名無しの笛の踊り
2005/05/06(金) 23:32:58ID:Pmv4PGxuつまり 楽団の自主性に重きを置いている。
この方針が効力を発揮するためは、コンマスの 曲への理解力がかなり優れている
必要がある。VPOがそれである。VPOの場合、指揮者は必要最低限の基本的な骨格を
重点的に伝えさえすれば、後は 楽団が肉付けをしてくれる。逆に、細かいアラを
あげつらったり、枝葉のようなことを指図したりすると、コンマスが平然と「やめろ!」と
怒ってくる。
一方、BPOの方は、どれほどの指示を必要とするのかは、分からないが、
少なくとも、ラトルが「もっと自由に演奏してみたらどうだい」と言ったとき
団員はかなりとまどったらしい。確かにBPOは、指揮者のどんな要求にも応えうる
だけの、世界一の演奏技術を持っている。しかし、ラトルの方針を満たすためには
更に、楽団自体が、曲に対して深い理解力を持っている必要がある。さて、果たして
カラヤンのワンマン指揮に慣れてきた彼らに、自ら 曲に対して深く洞察していける力
があるのかどうかは疑問である。もしかして、ラトルは今後30年かけて、BPOを
自主性のある、自らの力で曲を理解できる楽団に、仕立て上げていこうと
しているのかもしれない。もしうまくいけば、VPOをはるかにしのぐ楽団に成長する
ことは確かだ。とりあえず、30年後に期待することにしようと思う。
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