【1905年】ショスタコーヴィチ【永遠の追憶】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 18:39:05ID:szRzrZ+m〜過去スレ〜
【ツィガーヌィ】ショスタコーヴィチ【黒衣の僧】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1099751556/ (前スレ)
【政治と】_ショスタコーヴィチ_【芸術の間】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1081166191/
★精神性★ショスタコーヴィチ★おまいら考え過ぎ★
http://music3.2ch.net/test/read.cgi/classical/1068580425/
踊るショスタコーヴィチ〜レニングラードを封鎖せよ
http://music3.2ch.net/test/read.cgi/classical/1059314749/
ショスタコーヴィチを語れ
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/classical/1056391441/
【協奏曲は】ショスタコーヴィチ【2曲ずつ】
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/classical/1050197208/
【スケルツォ】ショスタコーヴィチ【ヴィオラソナタ】
http://music2.2ch.net/classical/kako/1049/10492/1049269871.html
【乳瓶】天才・ショスタコーヴィチpart3【眼鏡】
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/classical/1042978828/
【前スレ】天才・ショスタコーヴィチ【堕ちた?】
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/classical/1033489408/
【天才】ショスタコーヴィチ
http://music.2ch.net/classical/kako/1022/10226/1022601712.html
☆★ショスタコーヴィチ★☆
http://music.2ch.net/classical/kako/1004/10041/1004110000.html
☆★ショスタコーヴィチ Vol.2★☆
http://music.2ch.net/classical/kako/1015/10155/1015511586.html
ショスタコの交響曲第2番って
http://music.2ch.net/classical/kako/1008/10080/1008014145.html
0002名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 18:43:16ID:szRzrZ+m【関連スレその1】
(現役スレのみ。抜けてたらスマソ。適当に追加してください。)
≪演奏家・別格≫
エフゲニー・ムラヴィンスキー 4
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1098587284/
【爆走する】コンドラシン【ロシア人】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1086492281/
スヴャトスラフ・リヒテル
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1086760401/
≪演奏家・ロシア/旧ソ連≫
[復活]スヴェトラーノフ[ロシアの巨熊]
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1105344155/
あのさ、ゲルギエフなんだけど・・・
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1098791855/
【N響音楽監督】アシュケナージを正しく批評するスレ
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1101831849/
【ネイガウス】ロシア・ピアニズム【ギレリス】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1073812842/
【強引】マリス・ヤンソンス【洗練】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1086525163/
0003名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 18:46:52ID:szRzrZ+m【関連スレその2】
≪演奏家・ロシア/旧ソ連以外≫
結局最後はハイティンク Part2【スルメ】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1085148311/
【破壊的】ゲオルク・ショルティ その2【強力】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1086764217/
【没後30年】カレル・アンチェル
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1063097772/
ヘルベルト・ケーゲル
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1075214765/
≪作曲家≫
【美しくて】プロコフィエフ【へんてこ】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1114085450/
【2004年】カバレフスキー生誕百年【12月30日】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1099436669/
【ショスタコの深遠】 シュニトケ 【バルトークの鋭さ】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1088313346/
グスタフ・マーラー Part 12
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1098306617/
0004名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 18:49:25ID:szRzrZ+m【関連スレその3】
≪その他≫
【ルースキー】ロシア音楽総合スレ2【ソヴィエツキー】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1104246937/
■ロシアのCD大集合!■
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1071282134/
ブルヲタ・タコヲタ・マラヲタ・ゲソヲタ。
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1091033631/
0005名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 18:54:30ID:tmIwukSbスレ立てした本人が、テンプレの最中に2getとか入れるのはどうかと思う。
まあ、春休み以降子供が住み着いてしまったようで、仕方が無いのだろうが。
0006名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 19:00:12ID:kYpzHP7o0007名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 20:02:40ID:e2mvmMjI0010名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 22:33:53ID:JMn4EqRa>>2-4
スレ立てした本人が、テンプレの最中に2getとか入れるのはどうかと思う。
まあ、春休み以降子供が住み着いてしまったようで、仕方が無いのだろうが。
説教厨房ワロス。テンプレついでの1行じゃん
0011名無しの笛の踊り
2005/04/25(月) 23:51:39ID:z2inben30012名無しの笛の踊り
2005/04/26(火) 00:05:41ID:OHb3rCFPまあ、春休み以降子供が住み着いてしまったようで、仕方が無いのだろうが。
00131
2005/04/26(火) 00:17:29ID:KAJS+WB8ショスタコスレ立て3回目なんで、ちょっとしょうもない悪ふざけ
してしまったんだけど気に入らない人もおられましたか。
まあ気に入らんものは無視して話題提供していただければ。
>>7
スレタイは前スレ974氏の案で、1905年を入れてみました。
>>9-12
スパシーヴァ。
で、第4交響曲の2台ピアノ版って誰か聞いた人いる?
なんかオケ版と違う音とかあった?
0014名無しの笛の踊り
2005/04/26(火) 01:08:59ID:KwwNQErh> なんかオケ版と違う音とかあった?
まだ2回しか聴いてないから聞き逃してるかもしれないけど、
違う音はないと思う。結構忠実なトランスクリプションという印象です。
それより、やっぱりというか案の定というか、抜けてる音がありますね。
四手でも足りないんだろうな。
0015名無しの笛の踊り
2005/04/26(火) 08:00:21ID:xJjUdA9xttp://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=504250048
…Aulosだけどこの際文句は言わないよ
0016名無しの笛の踊り
2005/04/27(水) 00:16:37ID:rGMnWtPF0017名無しの笛の踊り
2005/04/27(水) 02:22:49ID:OXDYRAYN唐澤美智子
「ジャズ組曲 第1番」 ショスタコーヴィチ作曲
(8分00秒)
(管弦楽)フランクフルト放送交響楽団
(指揮)ドミートリ・キタエンコ
<RCA BVCC−37282>
「ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 作品35」
ショスタコーヴィチ作曲
(21分48秒)
(ピアノ)ロナルド・ブラウティガム
(トランペット)ペーター・マスーズ
(管弦楽)ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団
(指揮)リッカルド・シャイー
<LONDON POCL−5255>
〜放送センターCR401スタジオからナマ放送〜
0018名無しの笛の踊り
2005/04/27(水) 09:24:57ID:jjXga1Pf0020名無しの笛の踊り
2005/04/27(水) 15:58:56ID:cZzxl6UN0022名無しの笛の踊り
2005/04/27(水) 20:24:57ID:rNJdnJ4Nボロディンとかと比べてどうなんですか?
0023名無しの笛の踊り
2005/04/27(水) 22:01:05ID:Sro8kwDA0024名無しの笛の踊り
2005/04/27(水) 22:12:57ID:RGyzGvia前スレでこんな風にまとめた人がいた。
>460 名前:名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:05/02/11 09:30:38 ID:JbYnXhUO
>>>459 個人的評価だけど。
>交響曲
>特◎コンドラシン
>◎ハイティンク,ロジェヴェン
>○インバル
>△ロストロ
>×スロヴァーク
>
>弦楽四重奏曲
>特◎ボロディン旧(CHANDOS, 但し13番まで),ボロディン新
>◎タネーエフ(入手困難),ベートーヴェン(入手困難),フィッツウィリアム
>○ショスタコーヴィチ(2種あり), ブロツキー,エーデル,
>サンクトペテルスブルク
>△ルビオ,マンハッタン,エマーソン
俺も弦楽四重奏を比べ聴きがんばり始めた所なんだが、
ボロディン(新)は文句なし◎。
フィッツウィリアムは俺的には○くらいの感じ。
エマーソンは△で同意。
ショスタコーヴィチは○から◎の間くらいだと思った。
タネーエフ欲しいけどお小遣いピンチだ……。
0025名無しの笛の踊り
2005/04/27(水) 22:25:44ID:KhL+GVAo0026名無しの笛の踊り
2005/04/28(木) 01:59:50ID:e5WGmtjY前スレにもレスあったが、端正で真面目な演奏。薄味なので人によっては物足り
ないという印象を感じるかもしれない。
0027名無しの笛の踊り
2005/04/28(木) 10:31:05ID:k4GP5BNH0028名無しの笛の踊り
2005/04/28(木) 22:32:30ID:kBkloj4o0029名無しの笛の踊り
2005/04/28(木) 22:59:28ID:GDT3zDw+俺はむしろボロディンSQより好きだよ>タネーエフの全集。
非常にきびしくてピンと緊張の糸が張り切ってるような感じなんだよ。だから
ショスタコにはぴったりだと思う。
ただ、確かに表現の多様性という意味ではボロディンに一歩譲るかな。
0030名無しの笛の踊り
2005/04/28(木) 23:14:28ID:3TrTxzb9森の歌買った
0031名無しの笛の踊り
2005/04/28(木) 23:38:54ID:j0uBT4fj録音状態が悪くて残念!
でもやっぱり8番とかは最高。金管とか打楽器とか超爆音!
背筋が凍り付く。自分は地獄を見ました。
0033名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 00:01:58ID:ivd44iw10034名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 01:27:40ID:GEF9VykU0035名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 07:01:20ID:PzBHt7MB「ムラヴィンのショスタコ」だけはどうにも受けつけない。
こんな奴って他にいる?
0036名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 10:02:11ID:i0kZAfdlもってなかった曲ばかりだったから買ったが・・・orz
>>31
自分は3楽章の無機質なとこが好きだな。
0037名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 10:05:38ID:fGFAzE7r俺俺。
でもって交響曲はコンドラシンが群を抜いてるかなって思う。
0038名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 10:20:28ID:2h5yK7X7同意。そういう香具師タコヲタの中では結構多いんじゃない?
村便はショスタコの表向きの面しか表現していない。だけどそれがソ連社会の中で
はショスタコのアリバイ作りに貢献していたのは事実と思う。
0039名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 12:00:09ID:QHKtrYAaなんか、「証言」の影響が強い気がする。
ムラヴィンのショスタコは浅くはないと思うけどな。8番は特に。
コンドラシンに比べると、4番や9番、13番といった問題作は
取り上げなかったけどさ。
004038
2005/04/29(金) 13:26:09ID:2h5yK7X7証言出る前からそう思っていた。(あ、トシバレ)
当時、そういう議論はほとんどなかったが。
0041名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 15:07:30ID:JXVeKI46浅い、と言うのではなくて、複合的でない解釈を貫いているという感じがする。
背反する力に引き裂かれそうになっているインターナルな悲痛さ、
特有のうじうじした淀みがそこにはない。
立派な演奏だとは思うんだけれども、
ある面を捨象して初めて立ち現れてくるマッチョなショスタコに思えることもしばしば。
だから、皮肉なことに12番とかがえらく素晴らしい。
0042名無しの笛の踊り
2005/04/29(金) 17:02:12ID:fn11YQjx0043名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 00:49:13ID:EzYmKPWx曲」ということで、体制迎合の曲ということが評価の低さの一因
になっているけど、べトの「英雄」だって、そもそも「ナポレオ
ン交響曲」なわけでしょ。ショスタコはスターリンに苦しめられ
てたけど、レーニン時代は別にひどい目にあわされていたわけでは
ないし(ムラヴィンは貴族の出だから、大変な目にあったわけだが)
別にレーニンの崇高な理想をたたえるというのは別に間違ったこと
ではないと思う。それなら、「英雄」も駄作ということになる。一方
で曲のスケールが「レーニンをたたえる」にしては小さい印象をうけ
る。ショスタコの力量なら、もっと当局好みの派手なだけの曲はつくれる
だろうから、そういう角度で考えると、適当につくったものではないと
も思う。そしてなにより、レーニンにうらみをもってるはずのムラヴィ
ンが、すばらしい演奏をしているという事実を考えると、音楽そのものが
決して浅いものではないからだと思う。ショスタコの評価はもう少し時間
がかかるんじゃないかな。主観的な、ソ連社会とのむすびつけての論が多
すぎるから。
0044名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 07:45:49ID:Taf11NnLあの…実際に12番を聴いてから、これ、書いてます?
なんかライナーノートや解説書を読んで勝手に頭ん中で妄想をめぐらしてるように
見えちゃうんだけど。
12番の不人気さは、単純に曲そのものの内容に原因があると思う。
>主観的な、ソ連社会とのむすびつけての論
あなたの文章がその典型ですね。
0045名無しの笛の踊り
NGNG0046名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 09:27:26ID:hdlkphUKソ連社会との関連に付いて考察することは「主観的」でなく「客観的」。だが、
あなたのいうほどその観点からの優れた考察は少ない。やたら「純音楽的考察」
に逃げる評論は多いけどね。
0047名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 10:20:53ID:cBtSrx6I12番の出来が15曲の中でも下のほうなのは認めざるを得ないと思いますよ。
0048名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 10:21:48ID:brDfQQ6cなにも知らない状態で何も調べずレスしてるけどこれってどんな背景がある曲なんですか?
三楽章とか激しく意味不明なんですが。
0049名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 10:58:30ID:Z6PpNph+指輪やタントリスじゃん、これ。
これってどんな背景がある曲なんですか?
0050名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 11:17:43ID:uMpetPyrドイツ軍による進攻後間もなくに書かれたのが明るい7番、
一方反撃が奏功してから書かれたのが重く複雑な8番、というくらいか
各楽章の意味合いについてまでは説明できん
ちなみに私は、8番に限ってはプレヴィン盤を愛聴している
0053名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 11:42:25ID:YW15gahJ背景なんぞは詳しい御仁がいろいろ答えてくれると思うが、まず曲自体
から意味(標題的意味ではない)を感得できなければ、周辺情報がいくら
あっても面白くない。
その意味で15番は俺にとっては意味不明な曲。
8番は好きだが、意味不明といったら3楽章より5楽章の方がよっぽど、
と思うんだが・・・3楽章は初めて聴いたときもすんなり納得した。
0054名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 11:51:50ID:hdlkphUK絶対音楽に表題的解釈をつけることに多少のためらいはあるが、ショスタコについて
言えば、作曲者自身が表題なしの曲にもテーマがある、と言明したことがあるので、
そのテーマに付いての考察は許されるだろう、という事で。
第8番の折れの解釈(前スレとの内容ダブリゴメン)
第1楽章:ドイツ軍侵攻までのロシア「国民」の苦難(大粛清で多数が犠牲に)
第2楽章:ドイツ軍の侵攻(第7番第1楽章との近親性に注目)
第3楽章:ソ連軍の反攻(映画音楽「ゾーヤ」との近親性に注目)
第4楽章:戦後の国難とかすかな希望(スターリンの治世はまだ続く…)
ここで注目すべきなのは、一大イベントであったはずのドイツ軍の侵攻とソ連軍の
反撃があっさりと片付けられていること。まさに独ソ戦を第三者的に定点観測して
いるみたいに。ここにこの曲の「毒」が秘められている(と思う)。
つまりこの曲の主要部分は第1、4楽章にあり、テーマはまさに戦前と戦後の
ロシア「国民」の苦難に向けられている、と折れは解釈している。
005554
2005/04/30(土) 11:53:45ID:hdlkphUK第4楽章→第4・5楽章
0056名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 12:10:37ID:YW15gahJプレヴィン、私もLPを持ってる。演奏とは関係ないが、雲間から光が洩れてる
ジャケットのデザインは終楽章のイメージそのままって感じで秀逸。
0057名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 12:25:48ID:YW15gahJ8番が「苦難の交響曲」であることには同意だが、楽章ごとに標題をあてはめるのは
無理があるような・・・特に2〜3楽章(二重のスケルツォ)が「あっさり片付けられて
いる」とは思わないな。
苦難といっても歴史的な出来事を追って楽章がつながっているわけでは
なく、曲全体の心理的・感情的バックグラウンドとして存在している、という
あたりが穏当かと思う(てか、それ以上具体的にやることにはどうも嫌悪感
があるのが正直なところで)。
005854
2005/04/30(土) 12:37:58ID:hdlkphUK2〜3楽章が「あっさり片付けられている」というのは、時間的な観点からであって
芸術的な充実度はこの曲の中心的な位置を占めるだろう。この部分は作曲者に
特徴的な「映画的エピソード処理」を感じさせる。あたかも現実感のあるカラー
の第1,4,5楽章に対して記録映画の白黒画面が挿入されたような。
そして作品に秘めた「毒」を強調するために故意に「あっさり」と扱った、ここ
にも屈折に満ちたショスタコの真骨頂があると思われる。
「あっさり片付けている」
005954
2005/04/30(土) 12:56:30ID:hdlkphUK連続ついでに、第12番について。この曲を注意深く聴くと、作曲者は特定の
誰か(レーニン)や特定勢力(ソ連共産党(ボ))を賛美しているのではなく、
あくまでドキュメンタリーとしての表現に徹していることがわかる。作曲当時
のソ連ではレーニン/ソ連共産党の賛美をするのが当然の要請であった中で、
「不偏不党のドキュメンタリー」というのはそれなりに危険なものであったと
思われる。そこを「人類の夜明け」などというサブタイトル(第四楽章)でカ
ムフラージュした。そう考えると結構スリリングな曲だ。
(「人類の夜明け」の否定工作はOp.127の第4曲でコソーリ行っている。)
そして作曲者は短時間でこの曲第12番(Op112)を仕上げて第13番
(Op113)への番号合わせに使った。「バービーヤール」の番号はどうし
ても13/113でなければならなかった。番号合わせの曲でも、他の体制音
楽以上のグレードを持たせるという作曲者の「毒」がここにもある。
0060名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 13:24:44ID:+zVGwMTNうーん,ものすごく違和感のある解釈だ。賛成はできない。
ただ,いろんな人がこういう風に自分の解釈を開陳してみるのは
面白いね。
>>49
15番は謎謎謎。今のところ,どうこじつけても説得力のある
筋立てを推測するのは無理だと思う。ちなみに背景としては
わりと晩年,病気で手足の自由がかなり失われていた頃の
作品というぐらいかな。但し15番を作曲してたころはリハビリで
回復の希望が出てきていた(実際には心臓発作が起きて
だめになるけど)。曲の内容と関係あるかどうかはわからんけどね。
0061ШК=54
2005/04/30(土) 13:44:50ID:hdlkphUKこれについては、いずれ何かの著作物に書こうと思っていたが、クラ板諸賢の意見
を聴きたいので、敢えて臨時のコテハン(ШК)付けてカキコします。
結論から言うと、折れの解釈は、
第1楽章:レーニン時代の社会背景と自身の作風の回想
第2楽章:スターリン時代の社会背景と自身の作風の回想
第3楽章:フルシチョフ時代の社会背景と自身の作風の回想
第4楽章:ブレジネフ時代の社会背景と自身の作風の回想
ということになる。その理由は単一レスでは全て書けないが、
理由の一つ目は、各時代の時間的長さと、各楽章の演奏時間の比率がおおむ
ね一致している、ということが挙げられる。2/4楽章の長さと、1/4楽章の
短さは歴史的時間軸に符合している。これは作曲者が組み込んだ暗号(ソ連国
民なら理解できるであろう暗号キー)のひとつと考えられる。
0062ШК=54
2005/04/30(土) 13:48:46ID:hdlkphUK×「2/4楽章の長さと、1/4楽章の短さ」
→「2/4楽章の長さと、1/3楽章の短さ」
休みボケの頭で書いているもんで、スミマセン。
0063名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 15:02:20ID:+zVGwMTNあ,なるほどー。確かにそれぞれの時代の雰囲気と作風を
表しているといわれればそう聞こえるような気もしてきます。
ただ,第1楽章:-1936 第2楽章: 1936-53 第3楽章: 1953-1964
第4楽章: 1964-71 ってことになると,演奏時間と一致してるとまで
言えるかどうかはちょっと疑問。でも良かったらもっと詳しく聞かせてください。
0064ШК
2005/04/30(土) 15:20:05ID:hdlkphUKレス、サンクス。
歴史的時間軸の件ですが、次のように修正させていただきます。
レーニン時代 ?〜1917〜1924 7年+
スターリン時代 1924〜1953 29年
フルシチョフ時代 1953〜1964 11年−
ブレジネフ時代 1964〜1982 18年
ただし、レーニン時代は革命前も含めて考える。ブレジネフ時代は作曲者の死後
も続いたため、作曲者としてはカウント不能(だが案外合ってる?)。
フルシチョフが第一書記となって権力掌握したのは1955年なので11年−。
これらを勘案すると、かなり演奏時間比率はマッチングしていると思う。
0065名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 15:54:10ID:9iunWWgBイタいのがコテ名乗りだしてるし。
0066ШК
2005/04/30(土) 16:05:27ID:hdlkphUKなぜロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲が引用されているのか、
という謎について…。「ウィリアム・テル」をロシア語で書くと、
Вильгельм Телль(ヴィリゲリム・テリ)となる。
このスペルをたまたま目にした瞬間、折れは愕然とした。
なぜかというと、冒頭のスペル3文字「ВИЛ」は「ソ連国民」なら
誰でも思い出すある略語なのだ。それは、
「Владимир Ильич Ленин」(ウラジミール・イリ
イチ・レーニン)の頭文字である。これはレーニン著作全集の背表紙
「В.И.Ленин」をはじめとして生涯で何万回も目にするであろ
うスペルなのである。「ウィリアム・テル」序曲は、第1楽章がレーニン
時代という時代背景を指している暗号と折れは解釈している。
そして「ウィリアム・テル」序曲に出てくる「タンタタ・タンタタ」と
いうリズムは作曲者が好んで初期の作品に使ってもいた。
第15番第1楽章の雰囲気は、作曲者の初期の作風とダブらせている、
と折れは解釈している。例として「ボルト」「黄金時代」「予定通り
の殺人」などが挙げられる(他にもたくさんあるが)。
0067名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 16:24:03ID:brDfQQ6c0069名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 18:42:00ID:mpam8YhsこれからタネーエフSQと聞き比べよっと。
0070名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 20:49:39ID:74LXS/zsしょうがなく作ったもんだと思ってた。
0071ШК
2005/04/30(土) 21:28:25ID:hdlkphUK表向きそういってたから、番号合わせの「埋め草」で期待に応えた、というところ
でしょうか。
(66の補足)
第15の第1楽章について、作曲者は夜中の玩具屋をイメージとして示唆したこと
がある。「夜中の玩具屋」すなわち「玩具をひっくり返した混沌」であり、この
「混沌」は第1楽章の中の無調のフレーズでも示唆されている。これはすなわち
レーニン時代(革命前を含む)のロシア社会の混沌を想起させないだろうか。
そこから示唆されることは、混沌の中からどのような結果になるかは予想がつか
なかった、どのような結果となる多様性も内包していた、という主張につながる。
これはどういう意味か? そこに「ロシア革命による共産党の政権獲得は歴史的
必然であった」という公式歴史解釈に対する異議申し立てが読み取れる、という
のは穿ち過ぎだろうか?
そしてこの「混沌」は自身の初期の作風に対するシニカルな回想なのだと思う。
0072名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 21:51:19ID:cBtSrx6Iタコさんは晩年、いろんなところでたくさん引用してますが、
作曲家として、「引用」ってのはどういうつもりでやるのでしょうかね。
ひとつ間違えれば盗作だなんて言われかねない。
まあ、あれだけあからさまならパロディってことになるかもしれないけど。
ということは、15番の第1楽章は、レーニンを揶揄しているのか?
ラッパの吹き手はレーニン。だけど、統率が取れずハチャメチャ、というところか。
0073名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 21:59:55ID:0joLVrjJ0074名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 22:01:17ID:cBtSrx6I夜明け、という言葉、ロシア語では、
日暮れ、とおんなじ言葉だということを何かで読んだことがある。
太陽が地平線に隠れていてそれ自体は見えないが、光が差している状態らしい。
だから、あれは未来への希望を表現したものではない、という解釈になる。
0075名無しの笛の踊り
2005/04/30(土) 22:04:05ID:3Xpwh9e9個人的に初の生で聴くショスタコだったので
オケの動きを色々と観察、楽しめました。
一階だったので打楽器が良く見えなかったのが残念
1番、9番あたりも生で聴いてみたい・・・
0077ШК
2005/04/30(土) 23:54:53ID:hdlkphUK面白い。折れもそう感じる。
15番の第2楽章について。
長大で暗鬱なアダージョの第2楽章は、紛れもなく長く続いたスターリン時代その
もの。1936-38の大粛清では多くの国民が犠牲になり、作曲者の周辺でも犠牲者
が出た。芸術面でもプラウダ批判に晒される。
葬送のリズムが多用されているのは追悼の楽章であることを明確に物語る。
後半になって、戦争を想わせる部分が非常な高潮をもたらした後、また暗鬱な部分
が続く。この演奏時間軸は歴史的時間軸に符合しているので、この楽章の意味する
所についての作曲者のメッセージだと思われる。
この楽章に該当する当時の作品は、Sym−4、5、7、8。Vn協−1、
映画音楽「ゾーヤ」、Qr−3、三重奏曲−2など。
0078名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 00:17:56ID:5Ip/UJKC吐き気がする。
0079ШК
2005/05/01(日) 00:37:29ID:IW7fshA/ショスタコの作品は、われわれ日本人が考える以上に政治的だ。当時のソ連では
それは日常であって、政治的という観念すら改めて意識されなかっただろうと思う。
そういう背景理解から逃げてはならないと思うよ。
次は第15の第3楽章について。
当然次に来るのはフルシチョフ時代。冒頭、農民の民謡風の主題、それに続く
12音の連続上行音型はウクライナの民族楽器ツィンバロンを模したものと
思われる。「農民+ウクライナ」といえば「ソ連国民」がウクライナ出身、農業
政策で頭角をあらわしたフルシチョフを想起するのは常識中の常識なのである。
フルシチョフは芸術面での「雪解け」を実施した反面、第13番の歌詞書き換え
など、ショスタコにとっては複雑な思いの残る人物であっただろう。その感情
は曲の中にもなんともいえないアイロニーとなって表現されている。
該当する作風の当時の作品は、Sym−11、13。Vc協−1、ステパン・ラージン
の処刑」、「風刺」、Qr−9など。
008043
2005/05/01(日) 00:53:22ID:BZSz43Sgだって商業主義の影響を多分にうけてるわけだし。べと
はフランス革命を代表する世相。僕が言いたいのは、ショスタコの作品が
体制批判か迎合かで、作品が評価されてる傾向がイヤなんですよ
0081ШК
2005/05/01(日) 01:12:04ID:IW7fshA/言われるように、「黒(赤?)か白か」で作品を判断することは妥当ではないと
思われ。そういう社会背景をすべて含んだ上で、ショスタコの作品が存在する。
そこに面白みがあるのだと思う。そのためソ連崩壊後の黒か白かの後知恵的な西側
評論にはあまり参考にならないものも多い。
さて、第15の最終楽章、これはブレジネフ時代と考えられる。
冒頭、ワーグナーの「神々の黄昏」からジークフリートの葬送行進曲の引用がなさ
れるが、この引用には実に驚愕すべき「予言」が含まれていると折れは思う。
「神々の黄昏」のテーマは「神々の神殿の崩壊」である。当時のソ連で「神々の神
殿」といえば国民は何を想起するだろうか? …クレムリンに象徴される「ソ連共産
党」以外にない。すなわち「神々の黄昏」は「ソ連共産党の黄昏、崩壊」を予言す
るものとの驚くべき結論に至る。このような「危険」な作品が当時発表できたこと
自体がある意味奇跡的ではないだろうか。
該当する作風の作品は、Sym−14、Vc協−2、Vn協−2、Qr−11〜15
など。この楽章では、自身のいろいろな作品が回想として数多く引用されるが、最後
に第1楽章の回想により始まる打楽器によるコーダは、Sym−15の入れ子式ミニ
チュアと解釈するのはこじつけに過ぎるだろうか?
008243
2005/05/01(日) 01:20:32ID:BZSz43Sgだと思いました。コーダはザンデルの言うように、点滴の
音であり、さらには諦観。全体を通しては自分史なのかと。
0083名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 01:29:45ID:5C3/I4pE0084ШК
2005/05/01(日) 01:40:22ID:IW7fshA/おっしゃるように第4楽章については自身の死も二重に投影されていると思う。
コーダの諦観もそう。それら公的、私的、または社会的な回想が複雑に織り成され
ているのが第15番だと思われ。まだまだ指摘されていない要素や仕組みや暗号が
たくさん隠されているものと思っている。
008543
2005/05/01(日) 01:45:38ID:FnimEV4qクラシックのおもしろいところでは?1つの作品にいろん
なアプローチがあって
0086名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 06:39:55ID:5Ip/UJKC0087名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 08:31:17ID:XXMWDyzn0088名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 09:22:19ID:pH5FSuam「マスかき動画を晒すならテメーのサイトでやれや」ってこと?
0089ШК
2005/05/01(日) 10:40:32ID:IW7fshA/「政治的意図」等とアレルギー反応している限り、日本でのショスタコ研究は
この先進まないだろう。社会的背景の研究は避けて通れない。
0090名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 10:42:14ID:6wcUxdnt15番4楽章冒頭は何度も聴いていますが、そんなこと
微塵にも思いつきませんでした。
それが正しい、正しくない、ではなく、そういうことを
考えられることが、素晴らしい。音楽を聴く意味でしょう。
0091名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 10:43:34ID:7uodeWJtというかここ数日の一連の書き込み、頭でっかちでどんどん”音楽”が隅に追いやられて
いるような気がする。
いや、俺もリア厨やリア高の頃はこういうことをずいぶん夢想して悦にはいってたけども
ある時「俺、音楽が耳に入ってたっけ?」とハッとなってすべてがアホらしくなった。
今一度、余計なこと頭から吹っ飛ばして虚心に「ショスタコーヴィチの音楽」を聴いてみなよ、
と言いたい。おそらく全然違ってくるよ。
0092ШК
2005/05/01(日) 10:53:52ID:IW7fshA/虚心に聴いていて、色々とわかってくるものですが。
ジュダーノフ批判原文
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g30210302
0093名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 11:11:27ID:xMISfo9Zそのうちきっと気づくさ。自分ではそんなつもりないのに、いつの間にか自分で考えた
ショスタコ像にしばられていて、音楽が素直に入ってこなくなっていることにね。
0094タコさん
2005/05/01(日) 11:49:57ID:4EXpaLij>>91さんの言うとおり、やはり音楽そのものを念頭において鑑賞するのが
その曲にとっても幸せなんだと思います。
しかしその曲を深く演奏するには、政治的背景を無視することは出来ない。
私は村便好きなんですが、(だいぶ叩かれて棚w)
根銅鑼新にしても村便にしてもその時代に生きていた人はショスタコに強い。
深さの点で西側は全く及ばないと思います。
ソヴィエト無しでは彼らの(ショスタコ含む)音楽がありえなかったのは
否定できない事実です。
そういう点で>>79がおっしゃることはとても大切なことです。
それを知っているソヴィエトの指揮者の演奏からはやはり深さが出てきます。
そういう演奏であるからこそ作曲家の真の音楽というものが我々聴衆に
届くのだと思います。それがその曲の持ち味を最大限に引き出すことにも
繋がる。
バンスタみたいに全く違う観点で名演に仕上げてしまう例外もいますがw
(あまり好みではない)
だいぶ幼稚な文章で申し訳ないm(_ _)m
政治的背景を考えるのは無意味では無いと言うことが言いたかっただけです。
そんな俺は純音楽派w
0095名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 13:17:39ID:3tVC18U6ほしい(;´Д`)ハァハァ
0096名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 18:24:20ID:f8DxlkVh0097名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 20:23:10ID:sT7kTELC0098名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 20:28:12ID:J3PA2BQWhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4276221935/qid=1114946837/sr=1-2/ref=sr_1_8_2/249-7934048-7861932
0099名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 22:38:21ID:IW7fshA/この曲はクラの曲ということで大真面目に演奏されたCDが圧倒的に多いが、
作曲者の自演ではラストのバカ騒ぎはこれでもかというほどのスピードで演奏
されている。このアプローチに近いと思われるのはこれ。
アレクセイエフ Pf/マクシミウク/英国室内O EMI CD-CFP4547
第一楽章の白昼夢、第二楽章の叙情性、第三楽章の芝居小屋的バカ騒ぎ、
どれをとっても漏れはこのCDでこの曲の良さが初めてわかった。出来れば
ツマンナイ演奏を聴いてからこれ聴いた方がほんとはいいんだけど。
0100名無しの笛の踊り
2005/05/01(日) 22:43:41ID:pH5FSuam最近はそんな声はトンと聞かれなくなったな。
(注)うにおんではありません。
0101名無しの笛の踊り
NGNGもう遠い昔なのか
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています