モーツァルトのピアノ協奏曲part2
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0036名無しの笛の踊り
2005/04/07(木) 13:28:01ID:wOrVO8Ycその苦しみや悲しみは音楽という手段を用いてしか乗り越えることができない、
そんな自分の能力に気づき、この世で味わう悲しみや苦しみの全てを音楽に
昇華してしまおうという決意が、母の死により あらわになったような気がする。
それからは、単に聴衆受けをねらっただけの音楽から、自己の表現媒体としての音楽に
変わっていったように思われる。そのため、母が亡くなった後に作られた曲は
明と暗、楽と悲、喜と怒といった二つの相反するテーマを同じ曲に同居させながらも
なんらかの解決を図ろうと努力するような雰囲気が強く感じられる。このような
曲風は、母の死以前に作った曲にもわずかに感じ取ることができるのだが、
母の死以降には、それが顕著になり、明、楽、喜がとてつもなく軽く、そして
暗、悲、怒が異常なまでに重く、しかも、それらを巧妙に一つの曲に中で
融和させようとしている。しかし、それを和声法だけで完全に成功させることは
難しかったようだ。
その後、J. S. バッハの楽譜と出会い、対位法技法に 解決ための糸口を見出した。
そして、何年もかけてその技法を習得し、使いこなせるようになってからの曲は
見事なまでに 相反する2つのテーマが融和しており、完成の域に達している。
ということが言いたかったのですよ。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています