ちょっとここらで失礼して、別の観点を持ち出してみたいと思います。
クラシック好きの私から見ると、現代のポップス系、特に若い人に好まれていそうな音楽というのは、ひとつの共通した特徴があるように思えます。
それは、「たいして練習しなくても、自分でも何とか演奏できそう(あるいは歌えそう)な曲である」という点です。
これに対して、クラシックの、特に声楽などは、自分には一生出せそうにない声や、自分には逆立ちしてもできそうにない演奏技術に感嘆する、
という楽しみ方の側面が大きいように思います。無論、どちらの種類の楽しみ方にもそれぞれ魅力があるし、他人の好みをとやかくいうつもりはありませんが、
何でも自分に観点に手が出せそうなものに飛びつき、遥か高みにあるものへの憧れを持とうとしない現代の若者の傾向を反映しているように思えてなりません。