今日、フジコ新譜のカンタービレを視聴しました。

ラフマニノフのパガニーニラプソディ、何故、第18変奏のみしかないのでしょうかね。
全曲録音しても、CD1枚に収まるはずなのに。
以前、私が習っていた先生のピアノの発表会で、中学生の子が、
きれいな曲で、その部分だけが簡単という理由で、
第18変奏だけを演奏していたのを思い出した。


ショパンP協奏曲2番は、カンタービレするところと、躍動するところの対比が大事なのに、
カンタービレする場所は、エコー過多で聴きづらいし、
躍動するべき場所になると、テンポも上がりきらないし、アーティキュレーションは、
押さえつけるように演奏するので、オケの混乱が発生。
明らかに指揮者とのコンタクトがまったく無視されている状況。
特に3楽章はその傾向が顕著で、
音楽が、カンタービレ部分も含め、読経のように平坦で重苦しいものになっていた。

本来2番はショパンの若さ、情熱が感じられる素敵な曲であるはずなのに、
今回のフジコの演奏は、若さとも情熱とも程遠い演奏であった。