ギーレンの10番クック版、昨夜結局3回通して聴いた。
途中で書いた印象は、進めば進む程より強くなった。
これ、ほんとに素晴らしいよ。
10番好きな人に、絶対に聴いてほしい!

特徴を簡単に。
まず、使用楽譜はラトル新盤のクック版第3稿第2版ではなく、
インバルやシャイーと同じく第3稿第1版で、所々第2版を参考に
ギーレン自身が楽譜をいじっているように感じるところもあった。
2楽章ラストのシンバルは、ザンデルリンクやラトル同様に一発あり。
それから配置は両翼配置で、クック版の両翼配置での録音は、これが
初めてではないかと思うんだが、バランスが新鮮でとても立体的。
特に5楽章ラスト10分くらいで、あのフルートの旋律をヴァイオリンが
演奏するところがあるが、両翼配置のおかげで、第1、第2
ヴァイオリンがユニゾンで左右一杯に広がって、万感胸に迫る
様にはマジで震えて泣いた。