ベルティーニ&ケルン放送響の録音を聴いた。独唱は(ms)Marjana Lipovsek,
(t)Ben Heppner,91年11月16〜17日のサントリーホールでのライヴ録音。録音レヴェルが
嫌に大きく、高音がきついと思ったら、リマスタリング技師として例の Okazaki さんの
名前が挙がっていたので妙に納得できた。
マルヤーナ・リポヴシェク(?)、ベン・ヘプナーともに出色の出来で、その歌唱に不満はない。
若干せかせかしたテンポに感じられる楽章もあるし、終楽章ではもっとタメを作って演奏
して欲しいと思える部分もあるし、弦の音色が艶がないのも気にかかる。それでも全体と
しては素晴らしい。
当日のコンサートの聴衆は大いに満足して帰途に就いたと思えるが、実際の聴後感はどう
だったんだろう。