ロスバウト&ケルン放送響、独唱はエルンスト・ヘフリガーとグレイス・ホフマン、
1955年4月18日のライヴ録音(イタリアのフェニックス海賊盤?)。
ヘフリガーの声質は柔らか過ぎて適役とは思えないし、ホフマンも不安定で決して
誉められた出来ではない。
しかし、現代音楽を積極的に紹介していたロスバウトの棒は冴えわたっている。
楽章毎の描き分けもツボを心得ていて、オケの弱さ、音色の冴えの無さを補って
いる。当時のモノ・ライヴ録音の割には鮮明、歌手の声ばかりが大きいというバラ
ンスの悪さは否めないけれども、一聴の価値があります。