<<ピアノソナタ第二番「マサチューセッツ州コンコード 1840-1860」>>(長い!)に。

先駆者と言えばかっこがいいんだけど、実のところは”やったモン勝ち”
難解というより”不可解”と言いたい彼の個性的な音楽が全開です。
アイブスにまったく興味がないという方にこそ、お薦め!

おそらく一番の難所がいきなりの長大な第一楽章「エマーソン」。
切れ切れの断章形式に、見分けもつかないほど変形した引用らしきもの。
フワフワと流れていくばかりで、決して定着される事がないです。

引用の宝庫の第二楽章と寡黙な第三楽章も、一見、親しみやすいと見せて、
なかなかにあざとい。

以上をテーゼとアンチテーゼとすれば、ジンテーゼにあたる
終楽章「ソロー」
トランセンデンタリズムの思想家の独立不羈の精神を
表現したかのように小難しげ。

運がいいと、結尾に思わぬオマケも付きます。

ぜひぜひ、聞いてみて下さい。
すくなくとも耳の鍛錬にはなりますよー

ニューイングランドの田舎から、次はイングランドの片田舎出身の
映画音楽作曲家【ウォルトン】へ。