あっそうか、確立じゃなくて確率だったね。
いやね、この点に関してクセナキス自身も具体的な説明がないと思うんだよね。

自己レスするけど、楽曲解説をみると、統計学、集合論、ゲーム理論、ランダム・ウォークなどの
数学的理論を利用したもので、音進行の必然性は、これらのデータにあるのではなく
クセナキス自身の美意識にある、とあるね。

具体的には、「アホイ」という曲はランダム・ウォーク(千鳥足)に基ずく。
ある基準からランダムにそれる現象、ある方向にづれた場合、それを戻そうとする
そのづれが大きければ、戻りも大きくなるといったものを数量的に解析するとある。

ヘルマは鍵盤全てを集合Rとし、そこから30個くらいを選び、3つの部分集合と、
その組み合わせの集合論的演算らしいね。

もし彼の楽曲をアナリーゼしようとしたら、高等数学が必要なのかな?
・・・楽譜から、その方法論や諸条件を求めることは不可能らしい。

とするとだ、クセナキス自身が綿密な解説なりをしなければ誰も分からないことになるな。
だとしたら、言った者勝ちのような気がする。
つまり実際は適当に音を並べただけの楽曲に「これはタンパク質の塩基配列の組み合わせ
を集合論的に解析し作曲した。」とか、適当なことを言えばすむかも知れないな。

恐るべしクセナキス!